前回は上槽の様子をご紹介しましたが、今回は磯自慢酒造の分析室をご紹介します。
初公開だろうと思います。
上の写真は醪(もろみ)のアルコール度や日本酒度・エキス分を測定する機械です。
こちらは電位差自動滴定装置。清酒の総酸(乳酸、コハク酸、リンゴ酸など有機酸の含有量)や
アミノ酸の分析をおこなう機械です。
記録されたタンク毎の醪の分析結果は、杜氏さんや頭(かしら)、蔵人たちに共有されます。
なお磯自慢酒造では、多田杜氏と頭(かしら)の山田さんを含め、計4名の南部杜氏有資格者が、
同じ蔵内でお酒造りに携わっています。